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株式会社オモシロ

事業理念

中尾 光宏

1965年大阪市生まれ
神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了
国立明石工業高等専門学校非常勤講師
元同志社大学非常勤講師 元帝塚山大学非常勤講師

  主たるキャリアは財務・会計。ただコンサルティングの領域は企業成長の根源的要素を探り続けてきた経験から人事・会社組織の問題に強くフォーカスしている。企業成長で見落とされがちである「稼ぐ仕事」に専念できる経営基盤の必要性を説き続ける。「経営管理業務の“空気化”」がモットー。

 最近は株式公開や事業承継など経営管理基盤を強化する必要に迫られた企業を初めとして、従業員数300名程度、売上規模でいえば100億円までの企業を中心にコンサルティング活動が集中している。加えて銀行時代に培ったノウハウが直接活用できるベンチャー支援も手がけている。

 コンサルティングの中でもとりわけパートタイム管理本部長ともいえる半常駐型コンサルティングの形態での経営支援が多い。業務ヴォリュームが少なくとも質的には公開会社に準ずる経営基盤の充実を図ろうと考えても中途採用できないといった、深刻な経営人材ミスマッチに対応したことがこのコンサルティング手法の始まり。

 社会人のスタートは北海道拓殖銀行。外国為替業務を皮切りに、有望ベンチャー企業の発や融資を含めた業務支援に携わる。のべ6000社あまりの企業を見極め、持続的に成長する企業に共通する特徴を論理体系化し成果に結びつけてきた。手がけた企業からは6社の上場企業が生まれている。
 
 金融以外では大手ゲーム会社(SNK)で人事採用、研修責任者として従業。一見畑違いの業務ではあったが、銀行時代に確立した経営者や企業評価のノウハウを人事採用に応用。他社が着目しない切り口で旧帝大系をはじめとする上位クラス大学の卒業者を多数引き込む画期的な人材調達に成功した。このノウハウは現在の人事制度コンサルティングではもちろんのこと、現在まで手がけてきた10社を超える採用業務で実績を磨いてきている。
 
 その後、幅広い経営管理のバックグラウンドを見込まれゲーム会社ディンプスの創業に参画。2年目にして株式公開体制を完遂する。創業間もない状況でとりわけ難しいゲームクリエイターの採用や創業赤字下での資金調達など、その後の事業発展の礎を築く。
 
 コンサルタントとして独立する直前には、上場企業EMシステムズ管理担当役員にも従業した。2009年11月、社長が理解すべき財務の考え方や銀行への自社PRの方法について解説した初の著書『お金を借りる秘訣は、お金を借りない努力を10倍すること』を上梓した。上梓を機会に経営管理コンサルタントとして独立。現在に至る。